人生って、本当に何が起きるか分からないものですね、いくつになっても。
2017年の春、ある公共施設に友人の劇を見に行きました。その施設内のラックにあった赤いバラの花の写真が印刷された「シャンソン教室体験」のチラシを何気なく手に取り、何故かすぐに申し込み、そして今の私が有るのです。
「愛の讃歌」「枯れ葉」とあと少しのシャンソンしか知りませんでした。
第1回目の課題曲は「ラビアンローズ」。日本語で歌います。10人位の生徒、ピアノを弾いて歌を教えてくださる先生。譜面を渡され数回練習し、ひとりずつ前に出て歌う・・・楽しかったのです、とっても。
毎月1回の教室が楽しみとなり、シャンソンについていろいろ調べ、たくさんのYouTubeを見まくる日々が続きました。
シャンソンってこんなにも幅広い内容の歌が有るの?
愛の歌、別れの歌、戦争を扱った歌、社会風刺の歌、フランスならではのエロスというか赤裸々な正直な愛のお話。どれもこれも新鮮でした。